山鹿和栗のこと

熊本県山鹿市の栗「山鹿和栗」は西日本一の生産量を誇る代表的な特産品です。秋の味覚の代表ともいえる栗は、8月下旬から収穫が始まります。生産されている品種には、丹沢、筑波、銀寄、利平、ぽろたん、などがあります。

山鹿市で栗の栽培が盛んになったきっかけは、昭和36年の果樹振興法ができ、重点果樹に指定されてからです。

特に菊鹿地域や鹿北地域で昭和30年代後半から40年代初期にかけて、国の農業構造改善事業等により、約50ヘクタールの集団栗園が形成されたのが始まりです。

今では台風等の自然災害の影響を受けなければ、毎年700トン以上の生産量があります。